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卒業生インタビュー

Interview
ベルェベル大阪校美容科卒業生インタビュー

卒業生インタビュー

美容科Hairstylist

卒業生_津田さん

津田 明さん(1999年卒業)

滋賀県出身。滋賀県立甲西高校卒業。1999年にプロフェッショナルアカデミー科を卒業したあと、大阪、東京の有名ヘアサロンにて勤務。雑誌やヘアカタログを担当し、数多くの経験を積む。2011年より長野県にてヘアサロンのオーナーを務めている。また、近年では海外での撮影に参加している。
●マキラ<http://www.makira-hair.com/>
1人1人にしっかり向き合って「その人のなりたい姿」を叶えたいという強い思いから、「プライベート空間で、お客様と一緒に素敵なヘアースタイルをつくる。」をコンセプトに個性に合わせたヘアスタイルを日々提案している。


リアルな現場で学ぶ1年間がプロとして活躍するための糧になる

スタイリストがヘアサロンで相手にするのは、マネキンとウィッグではなく本物のお客さまです。そう考えた時に「いち早く現場を経験すること」が大切だということに気づき、プロフェッショナルアカデミー科へ進む道を選びました。サロンに入社してからのアシスタント業務ももちろん大切ですが、就職前にカットやパーマなどの施術を実践的な場で経験することには、1年間就職を遅らせるだけの価値がある。スタイリストとして過ごす今、現場においてそのことを実感しています。

お客さまに満足していただくためには、技術だけではなく、質の良いサービスが欠かせません。サロンを「楽しい空間」と感じていただけるかどうかは、スタッフ一人ひとりの行動にかかっているんです。そのための接客技術を磨くことができるのも、プロフェッショナルアカデミー科の実践カリキュラムならではの魅力。実際にお客さまと接してみなければ分からないことって、たくさんありますから。今の私を支えているのは、プロフェッショナルアカデミー科で担当したお客さまからいただいた「ありがとう。あなたが担当してくれて良かった」という言葉。誰かの役に立つことの難しさと喜びをカラダで感じられたことが、プロへの道を突き進む原動力になりました。

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歯朶原 諭子さん(2002年卒業)

兵庫県出身。兵庫県立明石西高等学校卒業。関西を中心に舞台や映像、雑誌、専門学校講師など多ジャンルで活躍。平成23年に「パリコレヘア&メイクアップアーティストオーディション」でグランプリを受賞し、翌年世界最大規模のファッションショー「パリコレクション(パリコレ)」にヘアスタッフとして参加。 フリーのヘアメイクアップアーティストとして世界中を飛び回る多忙な日々。講師としては、ジャパンモデルエージェンシー、JA兵庫六甲などに在籍。
アメブロ http://ameblo.jp/satoko200638/


自由な発想を大切にして図太くしなやかに自信をつける

私はいつもアイデアを探しに公園に出かけます。見るもの全てが素材だと思うし、たとえば地面に落ちているゴミや、トイレの中の錆もヒントになります。常に頭の中を柔らかくしておくことは大事で、そうした感覚も学生時代に先生たちが教えてくれました。私は在学中、体に絵を描くことを学んでいましたが、実践で使いにくいんですね。でもある時、先生が私が参加できるコンテストを探してきてくれたりと、発想が豊かになりました。

他にも挨拶やマナーをしっかりと教えてくれたこと、それが今も役に立っていますね。特に多くのスタッフが関わる現場では、自分を覚えてもらうために接点の少ないスタッフにも自らコミュニケーションをとるように心がけています。

世界の現場で学んだのは、ハッキリと自分の意志を伝えることです。日本ではモデルの機嫌を損ねないように施術をしますが、海外では「早く立って、目をつぶって」と自分がハッキリといわないと舐められるし、遠慮していてはダメなんです。精神的にタフでないと通用しないんですね。

実はパリコレでグランプリを獲るまでは自分に自信がありませんでした。コンテストに挑戦してもずっと2位だったし、性格も暗かった。でもグランプリを獲ってからやっと自信もついてきて、今は図太さを忘れずにこの仕事を続けたいと思っています。

今後は自分主催のコンテストをもっと大きくして、世界中からアーティストが日本に集まる機会をつくりたいですね。

卒業生_植田さん

植田 勉史さん(2007年卒業)

静岡県出身。静岡県立島田商業高等学校卒業。静岡の各サロンで経験を積み、平成23年に「アウル」設立。骨格・髪質・毛流、全てを見極め、お客さまに合ったシルエットをつくっていく事を得意としている。
Hair salon Owl http://www.pas-owl.jp/


外見と内面をとらえ自分と相手の満足度をつなげたい

この仕事は技術面と接客面を兼ね備えた人じゃないと、なかなか成功に近づくことはできないと思っています。お客さまが来られた時は、その日の服装や表情にいつもと違った点がないか、感じ取れるように自分の五感をフル回転させて対応します。どんなことを話すのか、雰囲気づくりなども含めて、いろいろと注意深くなるスキルは必要になってくるでしょうね。

 

ヘアスタイルの外見だけが美しくなってもダメで、お客さまのその日の気分とか内面的な気持ちを汲み取り、スタイルを提案していかないといけない。それら両方の視点に立つことが大切ですし、そのためには自分に何ができるのか、周りのスタッフにはどう動いてもらうのか、常にいろいろと考えています。

 

学生時代は、ひとつのことに向けて頑張ることの大切さを学びました。社会人になってからは、自分が華やかな世界で働くという自己中心的なイメージが、お客さま側の視点に立つように変化しましたね。とにかく、頑張れるための糧になるのは、自分が提供した技術でお客さまが笑顔で帰られる姿を見た時です。その背景には、お客さまの髪質、顔立ち、骨格まで考えてスタイルをつくり、提案してみた自分のこだわりもあるし、それに対して相手が喜んでくれた時の満足度は高いです。

 

今後は違うコンセプトで2号店、3号店を展開して、いろいろな世代に受け入れてもらえるような店づくりを心がけていきたいです。

卒業生_湯谷さん

湯谷 知久さん(2008年卒業)

中学生時代から憧れの職業だった美容師に。丁寧に正確にカットすることを心がけ、人気スタイリストとして多忙な日々を過ごす。


お客さまと自然に信頼関係を築ける自分に

普段から気をつけているのは、お客さまの空間を大事にするということ。お客さまのちょっとした目線の動きでも、“何かあるのかな?”と気付けるように集中力を高めて接客しています。

 

アシスタントの頃は、数をこなすことに意識がいくような時期もありました。お店の方針もありますが、回転率などを考えすぎて、お客さまに向き合うことが優先されない環境に、違和感を覚えたんですね。だからスタイリストとしてデビューしてからは、お客さま一人ひとりと向き合うことを大事にしています。そうするうちに、僕を指名して下さるお客さまが増えてきて、より良い信頼関係を築けていると実感しています。

 

学生時代は基本的な挨拶や規律を、とても厳しく指導していただきました。「お客さまの時間をいただいている」という意識を持つことの重要性を強く感じたのを覚えています。熱く接してくれた先生たちの教えは、今の自分自身にたくさん生かされていると思います。

 

今後は独立して自分の店を持ち、「あそこに通っている」と言えば誰もが一目おくような、そんなサロンをつくることが目標です。

美容科卒業生_堀川さん

堀川 哲平さん(2004年卒業)

関西に9店舗をかまえる美容室annのスタイリスト。積極的な姿勢とチームワークを武器に、より高みを目指して頑張る日々を送っている。
美容室ann http://www.annweb.co.jp/


自分はこんなものじゃない、この先にあるてっぺんを目指して。

プロフェッショナルアカデミー科を卒業後、今の美容室に入社しました。入社したばかりの頃、デビューしたての先輩を見て、絶対に抜いてやろうと思っていました。常に理想を高く持つという心がけはその頃からずっと変わらないです。自分はこんなものじゃない、天井はまだ先だと常に思うようにしています。

 

ベルェベルのいいところは、学びのチャンスがたくさんあるところ、だと思いますね。コンテストだったり、リーダーだったり…。在校生のみなさんには、ぜひ自分から手を挙げてほしいです。そういうことは社会に出てからもたくさんありますし、積極的な姿勢が身についていれば、周りと差がつきますよ。また、「一体感」と「本気」も魅力。先生方が熱く関わってくださって、達成感や充実感を味わうことができました。最後の授業で、先生が「君たちには、先に卒業した同級生が味わっていない技術を1年間教えたつもりです。1年遅れで卒業するけれども、ここから伸びていくことが、君たちの使命です」と言ってくださったことは今でも覚えていますね。働き始めてからも、くじけそうなときはこの言葉を思い出して頑張っています。

 

若手の頃と違うのは、店長として店舗の運営と人材育成、技術指導が中心となり、月間・年間の売り上げという数値的な「目標」があることです。その中でお客さまが喜んでくださり、従業員の成長も感じられるような、目標の先にある「目的」が達成された時には、大きなやりがいを感じますね。美容師は頑張りが反映される仕事です。頑張った分、お客さまがつくし、先輩や後輩からも認められる。そこが魅力であり、やりがいです。ぜひ大きな夢を叶えてください。

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山本 諒二さん(2004年卒業)

様々なコンテストでの受賞歴を持つスペシャリスト。カットを得意とし、お客さまの好みや雰囲気に合うスタイルづくりを心がけている。店長兼スタイリストとして活躍中。
terrace http://terrace.appsta.jp/apps.html


自分にふさわしいライフスタイルで心地よい空間をつくる

美容室を始める時、従来のイメージとは違うものにしようと考えました。お客さまとの距離が近くて、家にいるみたいにリラックスできる雰囲気。あとはそこに好きなものを取り入れたりと、くつろげる空間づくりを心がけましたね。

 

僕は25歳で独立したんですが、当初は一人でやっていました。今はスタッフみんなで社員旅行に行けるまでに成長できてうれしいです。目指しているのは、きちんとスタッフに還元できる職場づくり。働き詰めだと自分磨きの時間も確保しにくいし、休日を増やしてみんなが学べる環境を整えていきたい。店のブランディングをしながら、スタッフと共にいい変化をしていきたいです。

 

日々の中であまり大変さは感じたことがありませんが、自分の作品づくりの方向性と、経営者としてやらなければいけないことの板挟みで悩むことはあります。でも、お客さまから「あなたなら間違いない、全部お任せします」という言葉をもらえる時はうれしいし、モチベーションアップにもつながります。

 

周りは僕を“必死な人”だと感じてるんじゃないかな。同じ世代の人は30代前後で独立するんですが、僕は早かったから。何をするにしても、自分がどうなりたいのか、どう生きていきたいのかが大事だと思います。だから自分や周りを含め、ライフスタイルをどう確立していくのかは、意識して考えています。

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岡 麻里さん(2000年卒業)

高校生の時に美容師のアルバイトを経験。その中で出会った尊敬できるスタイリストとの出会いにより、「この道に進みたい」と決心。青年海外協力隊として海外で美容技術を教えるなどの経験を経て、現在、国内外問わずスタイリスト・講師として活躍している。


人と人を繋ぐ、美容師という職は私の誇り

2013年から2年間、JICAの“青年海外協力隊”に参加していました。 “青年海外協力隊”とは、様々な分野の知識を開発途上国の人々に伝えるボランティア活動のこと。 私は美容師の講師としてモンゴルで活動していました。主な活動は、美容専門学校で施術の指導をすること。 生徒の中にはハサミの持ち方を知らない子どももいました。 知識・技術を伝えることはもちろんですが、美容の楽しさを発信していくのも大きな仕事のひとつでしたね。

美容師になって数年経ったころ、“青年海外協力隊”に行っている方に出会ったんです。以前から存在を知っていたので、それをきっかけに詳細を調べました。私はテレビドラマをきっかけに起きた“カリスマ世代”で、美容師という職について大きな夢を持ち、刺激を求めていました。ですが、実際に働きはじめ「美容師として施術以外にできることは何か」を考えはじめたころだったんです。それを見直すため、参加することを決心しました。技術試験や面接があったので、海外へ出る前に違う社会を見ることも必要と思い、英会話教室のマネージメントも経験しました。

美容師の仕事は、人と人の繋がりに必要なコミュニケーションツールのひとつ。信頼してもらうためにまず見られるのは、私の人間性です。スタッフとの繋がりも大事だと思いましたね。サロンワークは、最終的にスタイリストが仕上げますが、その間にはシャンプーやカラーをするスタッフがいます。一人の技術ではなく、チームワークでのサービスがお客さまを満足させられるのだと改めて感じました。数年後にはモンゴルへ向かい、私が教えた生徒たちの様子を見に行きたいなと考えています。

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徳永優子さん(1995年卒業)

世界中の美容アーティストの卵たちが集まる美容系スクールKC Beauty Academy incで校長を務め、次世代のスタイリストの育成に邁進中。
KC Beauty Academy inc http://www.kcstylist.jp/


人生を大きく変えたハリウッド進出

渡米前は着付け学校の講師をしながら、フリーでもさまざまな活動をしていました。今では分業化時代ですが、当時の美容師はみんなトータルビューティが当たり前。ヘアメイク、着付け、カット、エステまでを熟知していなければならず、次から次へと勉強して知識の引き出しを増やしていきました。あとは着付けの撮影の仕事をアシストしながら、日本髪などの技術習得にも励みました。
その後、周りとのお付き合いから仕事の幅が広がったため渡米し、まずは着物ショーや日舞、婚礼などのボランティアから活動を開始。何本かの映画で役者登場シーンのヘアメイク衣装などを手がける間に、ハリウッド映画業界の方にスカウトされたことで、大きく人生が変わりましたね。
学生時代はがむしゃらさだけで突き進めても、良きリーダーや会社のトップに立つには、周りと足並みを合わせ、自分自身も成長しなければいけません。アメリカで仕事をする際も、人種のるつぼでの調和や尊重性の維持ということが大変ですが、常に気をつけて周りと接しています。
またモチベーションを保つためには、毎日、初めて見聞きすることばかりだと感じることが大切ですね。どんなことでも柔軟に受け止める対応力というか…。終わりのない挑戦と探究心を維持するために、受け止める側の自分の心を、真っ白なキャンバスに毎日塗りかえて、常に貪欲に吸収していくことです。
今後はそうした国際的な人間力も磨け、欧米で最高の技術が学べる学校の校長としての務めを果たしつつ、日本美容業界の世界化を目指し、次世代育成に力を注いでいくことが夢ですね。

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前田紗季さん(2008年卒業)

卒業後、神戸に5店舗を展開する「SuR(シュール)」へ入社。
幼い頃からの夢を叶え、お客さまに愛されるスタイリストに。
「SuR TROIS(シュール トルワ)」http://www.sur-kobe.com/


お客さまはもちろん、家族や仲間への感謝を忘れずに

幼い頃から「将来は美容師になりたい」って、ずっと思っていたんです。
高校3年生になって、美容師の専門学校を探していた時に、最初にオープンキャンパスに参加したのがベルェベルでした。最新の設備が整った校舎やセンパイ方のレベルの高いショーを見て、「ここに来れば私もあんな風になれるんだ!」と入学を決意。ひと目でベルェベルが気に入ってしまったので、ほかの学校を見る前に願書を送っちゃいました。
2年間の学校生活はあっという間でしたが、意識の高い仲間たちと過ごした日々は、かけがえのない時間です。学内のコンテストやショーでは、みんなの作品を見て感性を磨くことができましたし、1年の秋に参加した海外研修では、美容の本場の雰囲気を肌で感じ、モチベーションが上がりました。
また、国家試験に向けてみんなで放課後も練習を重ねたことや、試験の当日も学校に集まって、最後の練習をしてから試験会場に向かったことは、今でも忘れられません。
仲間や先生が一緒だったからこそ、頑張れたこと、乗り越えられたことがたくさんあります。
美容師の仕事はカッコイイだけではなくて、大変なこともたくさんあります。
特にアシスタント時代は、技術や接客が思うように上達せず、不安になったり、悩んだりすることも多いと思います。くじけそうな時、いつも私を支えてくれたのが、家族の応援と卒業前に先生に言われたひと言でした。「3年間は絶対に諦めずに続けなさい。そうすれば必ず夢は叶う」。
スタイリストとして、夢を叶えた今、胸にあるのは、ここまで支えてくれた人たちへの感謝。
そして、私を信用して任せてくれるお客さまに応えたいという思いです。これからも常にまわりへの感謝を忘れず、美容師の仕事を続けていきたいと思います。

星野さん

星野良太さん(2010年卒業)

現在は店長とカラーリストを兼任。 安定したスキルで人気を集め、アッシュ系とグレー系を最も得意としている。 「P.D.Factory+心斎橋店」http://pdf-gp.com/


壁にぶち当たってもプラス発信でサポートしたい

駆け出しの頃は戸惑うことばかりで、「思っていたのと違う…」とお客さまをがっかりさせたこともあります。反省して気持ちを切り替える毎日は大変でしたが、マイナスの要素を消してプラス発信をしていくことや、仲間を大事にすることは仕事を通じて学びました。
僕は店長なので、一緒に働いているスタッフとお客さまを喜ばせるためのベクトルをどう合わせていくのかを考えます。一人じゃ何もできないし、チームワークが必要なんです。だから全員で目標とやりがいを共有できる点も、魅力だと思っています。
最近よく思うのは、学生時代に習った接客マナーや仕事への姿勢のあり方が、今はよく理解できるということです。店長になってからもスタッフとよくコミュニケーションをとるようにしていますが、個々の目標確認をし、悩んでいるスタッフがいたら一緒にご飯に行きます。
特に気にしているのは新人スタッフたちで、とにかくいい点は褒めて、壁を乗り越えられるようにフォローしています。
働き始めた1年目は自分の売上が全てでしたが、店長になると店全体のことを考えなければならず、責任が重いんです。スタッフ全員のお客さまへの気配りや、仕事への考え方のすべてが自分に関わってきます。学生時代、先生たちが話していた心構えとはこういうことだったんだなと、今は理解できます。今後は、まわりからもっと認められて、たくさんいい仲間を増やしていきたいです。

若子さん

若子高志さん(2006年卒業)

上京後、銀座のサロンに勤務。多数の受賞歴を持つ。
2013年に独立し、銀座に「Dharma」を設立。
「Dharma」 http://dharma-ginza.com/


チャレンジとやったもん勝ち精神で切り開く若子ワールド

僕はもともと美容師の講師になりたくて、豊富な実績を得るための過程の一つとして、店を開きました。
しかし20代のうちに自力で銀座に店を出すのは苦労しました。年齢が若いので、まず土地が借りられませんでした。不動産屋に行っても門前払いで、「本当にできるの?」と何度も聞かれながら、約9か月間、毎週のように不動産屋に通いました。本来なら有名な人の下で学ぶのが一番早いのですが、それは面白くなかったんです。
みんな最初は自力で何かをスタートさせてきたのだし、それなら僕もコンテストで受賞歴を重ねればできるんじゃないかと考えたんですね。結果、その努力が認められて、土地も借りられて今に至ります。
僕は必ず自分が手がけたスタイルについて細かく説明しますが、どうしてこのようなスタイル、カットの方法を取り入れているのか、その理由を丁寧に伝えます。そのことでお客さまも安心してくれますし、「ここまで説明してくれるお店は他にはない」と喜び、感動してもらえた瞬間にやり甲斐を感じます。
今は普通のことが普通にできないような世の中になっていますが、基本的なクオリティーの高さを徹底することで、信頼を得ていけるのではないでしょうか。
また、現在の自分がここまで来られたのは全てお客さまのおかげなので、感謝は忘れないように言い聞かせています。今後はスタッフにやり甲斐を感じてもらえる職場づくりにも取り組み続けたいですね。

麻さん

麻 聡さん(2000年卒業)

幼い頃から「何か商売をしてみたい」という思いがあり、オシャレでカッコイイ美容師の道を志す。現在はヘアサロンtiraventoのオーナーとして勤務。
「tiravento」 http://www.tiravento.jp/


毎日の積み重ねが美容師の仕事

現在は大阪に3店舗、韓国に1店舗、ヘアサロンを経営しています。
さらに国内外を飛び回り、セミナーを実施。強みである「ヘアデザイン性」を軸に、技術をレクチャーしています。最近はアジア圏からのセミナー依頼も増えてきました。
海外では日本の技術を学びたいという意欲が高く、真剣にセミナーを聞いてくれます。
その反面、自分のためにならないと感じたら、途中で帰ってしまうというシビアな面もあるんです。充実したセミナーにできるよう、日々、ヘアデザインの研究や技術向上を怠らないのが美容師という仕事だと思いました。ヘアデザインを通して、お客さまに喜んでもらえるパーソナルな存在になれればと思います。
また、「tiraventoらしさ」であるデザイン性を高めることがサロンとしての目標です。
オーナーとして一番重要な仕事は、スタッフの一人ひとりが同じ意識と姿勢を持てるように、導いていくこと。
しかし、自分の思いをどう従業員に伝えるかはすごく難しいんです。
実際に私の施術を見てもらい、話を聞いてもらうことで刺激になってほしいですね。
スタッフには「自分磨きを惜しまないこと」を求めています。
自分をデザインできない人がお客さまを美しくすることはできませんからね。
自分磨きを惜しまず、努力できるスタッフと一緒に、この目標を達成していきたいです。